私が入社した2000年代前半は
製薬会社はSOV(share of voice)全盛期。
とにかくMRは医者に
『◯◯(薬名)』を連呼する時代でした。
病院の廊下に何時間も立って待って
『先生~◯◯お願いします!』
国内売上上位は生活習慣病薬と言われる高血圧や高脂血症の薬剤で
風邪引いた時に
『ルルかパブロンか葛根湯か』
みたいな話で、細かいことを言えば違うし絶対これがいいって人もいるけど
ま、同じ効能効果なんだから概ねの人は
どれでも大差ない
なのでクソ忙しい医者が外来で最初に
思いつくかどうかの勝負。
とにかく一人でも多く医者に会って
1コールでも多く薬剤名を言う、そんな時代でしたね。